【生化学】モリアオガエルの「泡巣」は新物質の宝庫だった 和歌山県立医大など、新規タンパク質22種発見
モリアオガエルの泡巣、新物質の宝庫…タンパク質22種発見日本の固有種モリアオガエルが木の枝につくる泡状の巣から新しいたんぱく質を少なくとも22種類発見したと、和歌山県立医科大などの研究チームが発表した。一部は結合する性質があり、保湿剤などへの応用も期待されるという。モリアオガエルは本州の森林に生息。繁殖期の4~7月、メスが湖沼などの水面上にせり出した木の枝に分泌液を泡立てて「泡巣(あわす)」をつくり卵を産み付ける一方、オスが精子を注入する。