【材料】絹糸の強度アップにセルロースナノファイバー(CNF)。カイコにCNFを食べさせてみた東北大学
絹糸の強度アップにセルロースナノファイバー(CNF)。カイコにCNFを食べさせてみた東北大学植物由来の樹脂の補強材として、セルロースナノファイバー(CNF)を混ぜるグリーンコンポジットが注目されている。しかしCNFを樹脂に均一に分散させることが難しく、これまで課題となっていた。そうした中、東北大学は2月3日、植物繊維をナノレベルに解繊(かいせん)したCNFをエサに混ぜてカイコに与え、CNFが一方向に配列した蚕糸(絹糸)を作り出すことに成功したと発表した。