【新型コロナ】「I型IFN」の中和抗体の保有が新型コロナの重症化を招く可能性、広島大などが確認
「I型IFN」の中和抗体の保有が新型コロナの重症化を招く可能性、広島大などが確認著者:波留久泉
広島大学は8月19日、同大学の研究者らが参加する大規模国際共同研究グループ「COVID HUMAN GENETIC EFFORT(CHGE)」が38か国から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者5857例、健常者3万4159例の検体を収集し、サイトカイン「I型インターフェロン(I型IFN)」に対する中和抗体の保有状況について調査を実施したところ、COVID-19による死亡例および80歳以上の最重症例は、I型IFNに対する中和抗体を約20%という高頻度で保有することが判明したと発表した。