【がん】体内でベンゼン環を作る -薬剤の構造に含まれるベンゼン環を体内合成してがん治療- 理研など
体内でベンゼン環を作る
-薬剤の構造に含まれるベンゼン環を体内合成してがん治療-理化学研究所(理研)開拓研究本部田中生体機能合成化学研究室の田中克典主任研究員(理研科技ハブ産連本部糖鎖ターゲティング研究チーム副チームリーダー、東京工業大学物質理工学院応用化学系教授)、イゴール・ナシブリン特別研究員らの国際共同研究グループは、遷移金属触媒[1]を用いて、マウス体内のがん細胞の近くでベンゼン骨格を持つ抗がん活性物質を合成することにより、がん細胞の増殖抑制に成功しました。