【触媒】CO2を削減しながらプロピレンを製造 北海道大学が世界最高性能の触媒開発に成功
CO₂を削減しながらプロピレンを製造 北海道大学が世界最高性能の触媒開発に成功
北海道大学の研究グループは、世界最高性能でプロパン酸化脱水素によるプロピレン製造を達成する新触媒の開発に成功した。シェールガス由来の安価なプロパンから様々な化学製品の基礎原料となるプロピレンを製造することができる「脱水素反応」は、プロピレンの需要が世界的に高まる一方で、現行の工業プロセスでは高温条件(600℃以上)が必要であることと、炭素析出による触媒の著しい劣化が課題となっている。