【ナゾロジー】がん細胞を強制変異でステルス解除させ免疫に殴らせる治療法が開発
がん細胞を強制変異でステルス解除させ免疫に殴らせる治療法が開発がん細胞をバグらせる治療法が進んでいます。イタリアのトリノ大学(University of Turin)で行われた研究によれば、がん細胞を強制的に変異させることで、免疫療法の効果が上がることが判明した、とのこと。がん細胞は変異によって免疫療法から逃れるステルス能力を獲得することが知られていますが、外部から「望まぬ変異を強制」することで、自分のステルス能力を台無しにする余計なタンパク質(新抗原)を作らせることが可能になります。