【天文】京産大、彗星の水の量を巡る「酸素原子オーロラ輝線幅問題」を解決
京産大、彗星の水の量を巡る「酸素原子オーロラ輝線幅問題」を解決京都産業大学(京産大)は5月21日、彗星研究の根幹を揺るがすような矛盾として知られる含有H2O(水)量の「酸素原子オーロラ輝線幅問題」の解決を図るべく、過去の観測データの詳細な再検証を実施した結果、「H2O分子は、太陽スペクトル中の『ライマン・アルファ輝線』によって光解離される」という考えは、2種類の輝線のうち、赤色については正しいが、緑色については間違っていたことが示され、矛盾が解消されたことを発表した。