【がん】細胞へのストレスによるがん発生の仕組み、東大などが解明
細胞へのストレスによるがん発生の仕組み、東大などが解明東京大学とマサチューセッツ総合病院の国際共同研究チームは、細胞に紫外線や低温刺激などのストレスを与えると、タンパク質とRNAからなる「凝集体(かたまり)」が細胞内にでき、タンパク質の設計図に異常が生じやすくなることを明らかにした。異常な設計図から作られたタンパク質はがんを発生・進展させることが知られており、同チームが今回発見した現象は、細胞にかかるストレスが、がんを発生させるメカニズムの一つであると考えられる。