【健康】世界初、近畿大学が月経前症候群(PMS)患者に特徴的な腸内フローラの分布を発見
世界初、近畿大学が月経前症候群(PMS)患者に特徴的な腸内フローラの分布を発見月経前症候群(以下、PMS)は、月経前3~10日のあいだ不快な精神・身体症状が続き、女性のパフォーマンスを妨げる疾患である。今回、近畿大学東洋医学研究所の武田卓所長を中心とする研究チームは、PMS患者の腸内フローラ(腸内細菌叢)では、抗うつ作用への関与が期待できる「酪酸産生菌」や脳内神経伝達物質を産み出す「GABA産生菌」が減少しているという特徴を持つことを世界で初めて明らかにした。