【超伝導】磁気浮上による擬似微小重力環境を作り出す超伝導磁石、学習院大が開発
磁気浮上による擬似微小重力環境を作り出す超伝導磁石、学習院大が開発著者:波留久泉
学習院大学は、「強磁場と装置汎用性の両立」をコンセプトに、磁気浮上を容易に行える装置として「高勾配型超伝導バルク磁石(HG-TFM)」を提案し、運用試験として初期温度21Kでの着磁実験を行った結果、捕捉磁場8.57T、磁気力場-1930T2/mの発生に成功し、浮上力の指標となる水の磁気浮上(>-1400T2/m)を大気中で実証したことを発表した。