【健康】「Y染色体」喪失で心疾患による死亡のリスク上昇 心不全1.8倍、大阪公立大1(Science)
「Y染色体」喪失でリスク高く
心不全1.8倍、大阪公立大
大阪公立大などのチームは14日、加齢により性染色体のうちY染色体が一定の割合以上失われた男性は、心疾患で死亡するリスクが高まる傾向があると米科学誌サイエンスに発表した。通常の人に比べて心不全は1.8倍という。チームの佐野宗一大阪公立大特任講師(循環器内科)は「染色体の喪失をつかめば、特定の病気になる危険が高い人の発見につながる」としている。