【ナゾロジー】壊れやすく繊細なものに優しく絡みつく「触手ロボットハンド」を開発!
大倉康弘
公開日 2022/10/28(金)
「触手」とは、イソギンチャクやクラゲ、タコなどがもつ、複数の長くて柔らかい突起物の名称です。創作の世界では恐怖・嫌悪の対象として扱われ、架空の触手が人々を襲うことも多いようですが、本来はさまざまな機能を備えた有用な器官です。そしてアメリカ・ハーバード大学(Harvard University)の工学・応用科学スクールに所属するケイトリン・ベッカー氏ら研究チームは、ものをつかむための「触手ロボ」を開発しました。