【医療】網膜変性疾患による視力低下を回復へ 安価な治療法に繋がる研究 九大
財経新聞
成人の失明原因の1つである網膜変性疾患の治療法は、まだ確立されておらず現在も研究が行われている。九州大学は、モデル動物を用いて、眼内に低分子化合物を注射することで視力を維持することに成功したと発表した。今後、新たな治療薬の開発に期待できるだろう。今回の研究は、九州大学大学院医学研究院眼科学分野の園田康平教授、村上祐介講師、有馬充助教、藤井裕也大学院生らにより行われ、その成果は、2月23日の「PLOS ONE」オンライン版に掲載された。