【電池】東北大、ハイエントロピー合金による電極触媒性能の向上に成功
東北大、ハイエントロピー合金による電極触媒性能の向上に成功東北大学は7月28日、活性と耐久性を両立する物質として、クロム(Cr)・マンガン(Mn)・鉄(Fe)・コバルト(Co)・ニッケル(Ni)の5元素種が混合したハイエントロピー合金(HEA)を白金(Pt)と合金化させた「Pt-ハイエントロピー合金」(Pt-HEA)に注目し、電極の触媒反応が進行する合金最表面構造と構成元素種の分布を制御したモデル触媒を作製して、Pt-HEA表面が高い活性と耐久性を両立することを明らかにしたと発表した。