【物理】東北大など、反強磁性体表面に存在する質量ゼロの「ディラック電子」を確認
東北大など、反強磁性体表面に存在する質量ゼロの「ディラック電子」を確認東北大学、大阪大学(阪大)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)、量子科学技術研究開発機構(QST)、分子科学研究所(分子研)、科学技術振興機構(JST)の6者は11月20日、放射光を10μmに集光することで精密観測を行える「マイクロARPES装置」を共同開発し、これまで困難だった反強磁性体表面の「ディラック電子」の質量が、微小な磁気ドメインのスピン配列方向によって有限になったりゼロになったりすることを初めて実証したと共同で発表した。