【SPring-8】JASRIなど、「SPring-8-II」で正確なデータを得るための条件を定量化
JASRIなど、「SPring-8-II」で正確なデータを得るための条件を定量化高輝度光科学研究センター(JASRI)と理化学研究所(理研)の両者は2月27日、JASRIが運用する大型放射光施設SPring-8のX線輝度を大幅に向上させるアップグレード計画「SPring-8-II」が検討されている中、最大計数率と「バンチモード」(放射光X線パルスのタイミング)の関係が不明だったため、同モードの種類に対する「光子計数型2次元検出器」(PCD)の実効的な最大計数率をシミュレーションにより評価した結果、同モードごとにPCDの最大計数率を定量的に明らかにしたと共同で発表した。