【物理】東大など、絶縁体中で新粒子「中性フェルミ粒子」が存在する証拠を確認
東大など、絶縁体中で新粒子「中性フェルミ粒子」が存在する証拠を確認東京大学(東大)、東北大学、茨城大学は9月13日、バンド構造が温度変化する磁性金属において、低温領域で自由に動き回る電子が存在しないバンド構造を持つ物質「近藤絶縁体」の一種である「12ホウ化イッテルビウム」(YbB12)の磁場下の比熱が、9T以上の磁場領域において連続する二重ピーク構造を有することを発見し、「電荷を持たない中性フェルミ粒子」という新粒子が存在することが示されたと共同で発表した。