【外交】安倍首相との会談、中国側も調整…強硬トーンを避け、靖国・談話で慎重な対応、歴代内閣の立場を踏襲するよう促す
【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は21日の記者会見で、インドネシアでのアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議に合わせた習近平国家主席と安倍晋三首相の日中首脳会談の開催について「習主席の2国間活動に関してはまだ協議中だ」と述べ、調整中であることを認めた。また、安倍首相による靖国神社への真榊(まさかき)奉納に関しては「日本の指導者は、侵略の歴史を直視し、反省した歴代内閣の約束や態度を切実に厳守しなければならない」と語り、問題の適切な処理を求めた。