【政治】補正の後は本予算、野党が政権追及に本腰 22日から審議入り 軽減税率の財源など論戦
平成27年度補正予算案は20日の参院本会議で成立する見通しで、与野党の主戦場は22日に提出予定の28年度予算案の審議に移る。安倍晋三首相は「1億総活躍社会」の実現に向けた施策や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)対策を盛り込んだ予算案を年度内に成立させ、夏の参院選への実績としたい考え。対する野党は消費税増税に伴い導入される軽減税率の財源論や首相の経済政策「アベノミクス」への批判などを展開、政権追及を強める。