【公明党】井上幹事長「自衛隊の根拠揺らぐことない」 憲法9条改正は不要との認識
公明党の井上義久幹事長は5日の記者会見で、戦力の不保持をうたった憲法9条2項を改正する必要性について「現行憲法で、自衛隊の存在は合憲という認識だ。憲法を変えなければ、自衛隊の存在の根拠が揺らぐということはない」と述べ、改正の必要はないとの認識を示した。安倍晋三首相は3日の衆院予算委員会で「7割の憲法学者が自衛隊について憲法違反の疑いを持っている状況をなくすべきではないか、という考え方もある」と改正の必要性に言及している。