【TPP署名】「攻めの農林水産業を」 青森知事、生産者支援を検討
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加12カ国が4日、ニュージーランドで協定文に署名した。この日は福島県が農林水産物への影響額の試算を公表するなど、東北各県はTPP発効に伴うマイナス影響を一定程度織り込んでおり、これに対抗して「攻めの農業」に取り組む姿勢を鮮明にしている。TPP署名を受けて、三村申吾知事は定例記者会見で、県内の農林水産業への影響を最小限に食い止めるため、攻めの姿勢を進めるとともに、平成28年度当初予算案などに生産者支援策を盛り込む考えを示した。