【参院選】連合、比例選に危機感…野党協力進まず競合必至
連合が参院選への危機感を募らせている。過去最多となる12人の組織内候補を擁立する参院選比例選で野党が選挙協力を実現できず、民進党の政党支持率も伸び悩んでいるためだ。神津里季生(りきお)会長が民進党や市民団体などに比例選での選挙協力を働きかけているが、候補者の競合は避けられない見通しだ。
「『1強多弱』では政治は独断専行から脱却することができない」神津氏は7日、広島市で開かれた決起集会でこう訴え、組合員らに参院選に向けた結束を呼びかけた。