【参院選】「大量に筆跡似た票がある」点検印拒否で、開票5時間超遅れ 宮城・富谷町
10日の参院選では、各地の開票所で、開票の遅れなどのトラブルが相次いで起きた。宮城県富谷町では宮城選挙区の開票作業で、立会人の1人が点検印を押すのを拒んだため、開票管理者の町選管委員長が票を確定させる異例の事態となった。町選管によると、通常、票は3人いる立会人の点検印で確定とする。しかし、この立会人が「筆跡の似た票が大量にある」などとして点検印を押さず、長時間にわたって1票ずつ慎重に票の点検をするなどしたため、最終的に町選管委員長が公選法の規定を適用、確定を判断した。