【毎日新聞】<天下りあっせん>根絶遠く 政権に痛手 与党からも批判 民進党・井坂信彦「血税の無駄遣い。国民の信頼が揺らぐ」
文部科学省の関与が明白になった天下りあっせん問題は、政権への痛手となっている。7日の衆院予算委員会の集中審議では、仲介役の人事課OBが大手生保から月2日程度の出勤で年収1000万円の待遇を受けていたと認めるなど、「天下り根絶」を掲げる政権には不都合な実態が浮き彫りになった。【光田宗義】安倍晋三首相は答弁で「組織ぐるみと言われても仕方のない事案だ」と認め、「しっかり調査して国民の疑念払拭(ふっしょく)に努める。