海上保安庁が5年ぶり総合訓練 尖閣警備で規模は縮小 観閲式は実施せず
海上保安庁が5年ぶり総合訓練 尖閣警備で規模は縮小 観閲式は実施せず
海上保安庁は24日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海警備の影響で中止が続いていた総合訓練を、5年ぶりに5月20、21日に実施すると発表した。以前より規模を3分の1程度に縮小し、国土交通相らによる観閲式も実施しない。海保は総合訓練を平成24年まで定期的に実施していたが、同年秋の尖閣国有化以降は中国公船の領海侵入に対応するため全国の巡視船を応援派遣しており、運用に余裕がなく開催を見送っていた。