米国連大使「シリア政権の子守いつまで」 ロシア批判
朝日新聞 ニューヨーク=金成隆一
米国のヘイリー国連大使は24日、シリアのアサド政権を擁護するロシアについて「いつまでシリア政権の子守をするのか」と痛烈に批判した。これに対し、ロシアも米国を批判。トランプ大統領は対ロ関係の修復を掲げるが、国連ではウクライナ情勢に続き、米ロの対立が続いている。安保理では、シリアで化学兵器が攻撃に使われた問題をめぐって米英仏が、関与したとされるシリア軍関係者らへの制裁などを盛り込んだ決議案の採択を目指している。