【国防】「敵基地攻撃能力」保有を小野寺防衛相が検討 北朝鮮の弾道ミサイル対応の一環 省内には予算制約で消極意見も
「敵基地攻撃能力」 保有を防衛相検討
東京新聞:2017年8月5日 朝刊
小野寺五典(いつのり)防衛相は四日、報道各社のインタビューで、北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応強化の一環として、敵のミサイル発射拠点を破壊する「敵基地攻撃能力」の保有を検討する考えを示した。小野寺氏は就任前、能力保有の検討を政府に求める提言を、自民党の検討チーム座長としてまとめた経緯があり「提言の観点を踏まえ、対処能力向上の検討を進めたい」と話した。