【衆院選】「政策本位で選んで」と榊原定征経団連会長 劇場型やポピュリズムを牽制
経団連の榊原定征会長は3日、札幌市内で開かれた北海道経済連合会との懇談会後に会見し、衆院選挙について「ムードや劇場型といったものではなく、政策本位で選んでほしい」と訴え、小池百合子都知事が率いる希望の党の動きを牽制した。榊原氏は「平成21年の総選挙は劇場型とか、ポピュリズム(大衆迎合)的な動きもあって、民主党政権が誕生したが、その3年4カ月、政治は混迷状態、外交が破壊され、経済は低迷した」と語り、「5年前の苦い経験を繰り返してはならない」と強調した。