【南京事件から80年】菅義偉官房長官「日中は未来志向の取り組み必要」
菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、1937年の旧日本軍による南京占領で起きたとされる「南京事件」から80年を迎えた同日に中国・南京市で行われた追悼式典に関連し、「日中首脳会談で関係改善を進めていくことで一致しており、ともに未来志向で取り組んでいく姿勢を示すことが必要だ」と述べた。産経新聞の記者が会場への立ち入りが認められる記者証の発給を拒否されたことに対しては「取材について承知していないので(コメントを)控えたい」と述べるにとどめた。