【戦後レジーム/オール沖縄】沖縄巡るやじ、火消しに懸命 政府・与党 名護市長選控え危機感
政府・与党は二十九日の衆院予算委員会で、沖縄県の米軍機事故を巡る不適切なやじ問題の火消しに追われた。新基地建設が争点の沖縄県名護市長選の投開票を二月四日に控え、影響を最小限に抑えるためだが、野党は政権の姿勢を厳しく追及した。 (生島章弘)「任命責任は私にある。深くおわびしたい」安倍晋三首相は、辞任した松本文明・前内閣府副大臣が沖縄県の米軍ヘリコプター不時着に関して「それで何人死んだんだ」とやじを飛ばしたことを初めて陳謝した。