【八重山毎日新聞・上地義男】子や孫たちを絶対に戦地に行かせたくない。子や孫たちも絶対に戦争や戦争準備に加担してほしくない
「花筐(はながたみ)」でキネマ旬報の日本映画監督賞を受賞した大林宣彦さん(80)が、平和への思いを熱く語っているのを先日ラジオで聞いた。余命3カ月と言われた肺がんを乗り越えて完成した同作品で受賞したのだ▼かつて「時をかける少女」などの青春映画で薬師丸ひろ子や原田知世らをスターにした同監督も、安倍政権の登場で作風がガラリと変わり、今では反戦・平和をテーマにさまざまな場所で平和の尊さを伝えているようだ▼「よもや日本がこんなに激変して再び戦争する国になろうとするとは思いもよらなかった。