国民健康保険 1468億円の赤字 赤字額は減少
自営業者らが加入する国民健康保険の昨年度(平成28年度)の決算がまとまり、実質的な収支は1468億円の赤字だったものの、国の財政支援などによって、赤字額は前の年度より1354億円減りました。厚生労働省は、市区町村が運営し、自営業者ら3013万人が加入する国民健康保険の昨年度の決算をまとめました。収入は15兆7030億円、支出は15兆5542億円で、市区町村の一般会計からの補填(ほてん)を除いた全体の実質的な収支は、1468億円の赤字となっていますが、赤字額は前の年度より1354億円減りました。