『日本会議の研究』著者・菅野完の性暴力裁判、二審は控訴棄却 二次加害の問題は未解決
『日本会議の研究』著者の菅野完(すがの・たもつ)氏が初対面の女性に性的暴行を働いた事件について、東京高裁(阿部潤裁判長)は2月8日、同氏に慰謝料100万円を含む損害賠償110万円の支払いを命じた一審の東京地裁判決を支持し、同氏側の控訴を棄却した。被害者側の青龍美和子(せいりゅう・みわこ)弁護士は、「被害者の主張をほぼ全面的に認め、苦しみが続いていることも考慮した一審判決を支持する判決が出たことは意義深い」とコメント。