決裁文書量 通常の3倍 改ざん前 異例、細かく記載
(政治家などについて削除された記述のまとめ)
学校法人「森友学園」への土地売却を巡る問題で、安倍晋三首相の妻昭恵氏や国会議員らの名前が書かれていた改ざん前の土地貸し付けに関する財務省の決裁文書は、通常に比べて極めて詳細で、分量が約三倍だったことが明らかになった。異例の細かさで昭恵氏らの関わりが記された理由について、「(森友への特例的な土地貸し付けが)財務省近畿財務局や理財局だけの判断ではないことを示そうとしたため」との見方が、財務省内部からも出ている。