【休眠預金】活用スタート 年間700億円 どのような団体に資金を交付するかは未定
休眠預金の活用スタート=年間700億円、公益活動に金融機関の口座に10年以上放置された預貯金を「休眠預金」として政府などが出資する預金保険機構に移管し、貧困家庭への支援などを行う民間公益活動の財源として活用する制度が、来年1月から本格的に始まる。休眠預金は毎年700億円程度が発生する見通し。金融機関も預金者への周知を進めており、全国銀行協会の藤原弘治会長は「これを機に長い間取引のない預金がないか確認してほしい」と呼び掛けている。