【韓国外相】日本名指しせず慰安婦問題に言及 国連で演説
韓国の康京和(カンギョンファ)外相は25日、ジュネーブで始まった国連人権理事会の定例会合で演説し、慰安婦問題を取り上げた。これまでの取り組みは「被害者中心のアプローチ」が大きく欠けていたと述べ、「正義を願う被害者たちを支援する」とした。康氏は演説で、紛争地での性暴力撲滅を訴えたナディア・ムラドさんとデニ・ムクウェゲ医師が昨年のノーベル平和賞を受賞したことに触れ、今年1月に死去した元慰安婦の金福童(キムボクトン)さんが受賞のニュースを病床で喜んだだろうと述べた。