【小沢氏】「安倍首相を見ると親父さん(晋太郎氏)のことを思い出す」
「僕は安倍晋三君が憎らしいわけじゃない」と小沢一郎氏小沢一郎氏は「剛腕」とも呼ばれた政治家だ。そんな彼が、平成日本を変えた数々の場面で何が行なわれ、どんな葛藤があったのかを「歴史の証言者」として初めて明らかにした。ここでは、金丸信氏が政治資金規正法違反で政治の世界から失脚した後の話だ。(文中一部敬称略)◆「安倍晋三首相を見ると親父のことを思い出す」(1992年8月)〈金丸信失脚後、経世会は派閥の主導権をめぐって竹下登と小沢が対立。