【年金制度限界】老後の蓄え、地方は2500万円必要? 宮城のFP試算
人生100年時代、老後に必要なお金をどう備えるか。金融庁の報告書で、年金をもらっても老後の生活に約2千万円足りない、との試算が示された。中小企業の多い宮城県内では、「年金が少なく、もっと足りない人もいる」とみる専門家もいる。3日に金融庁が公表した報告書「高齢社会における資産形成・管理」によると、夫65歳以上で妻60歳以上の平均的な無職夫妻の場合、収入が年金を中心に月20万9千円なのに対し、食費や医療費、娯楽費などの支出は26万3千円。