新会員任命99人のうち、少なくとも10人が安保法に反対 一部野党、批判の根拠が揺らぐことに… 学術会議
日本学術会議の新会員に今月任命された99人のうち、少なくとも10人が安全保障関連法に反対していたことが7日、分かった。菅義偉首相が新会員候補6人の任命を見送ったことを一部野党は安全保障関連法など政府提出法案への反対が理由だと批判しているが、批判の根拠が揺らぐことになりそうだ。「安全保障関連法に反対する学者の会」の署名リストを照合したところ、99人のうち、鳩山由紀夫政権などで内閣官房参与を務めた劇作家の平田オリザ四国学院大学教授ら10人が同会の趣旨に賛同、署名していた。