【菅首相】「もう一度観光、インバウンドを復活」「2030年・訪日客6000万人」実現に意欲
菅首相は16日、東京都内で講演し、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要を回復させ、2030年に訪日観光客6000万人を実現するための計画を年内に策定する考えを表明した。首相は「もう一度観光、インバウンド(訪日観光客)を復活させたい」と述べた。自らが旗振り役となった観光支援策「Go To トラベル」の利用者がこれまで延べ約2500万人に上り、このうち感染者は27人にとどまったと紹介した上で、「旅は後ろめたいことではないとのお墨付きをもらった」と自信を示した。