本庶氏や山中氏らノーベル賞受賞4氏 医療従事者への支援やPCR検査の拡充などを政府に求める声明を発表
新型コロナウイルス感染拡大のため4都県で緊急事態宣言が出されたことを受け、本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授や山中伸弥・京大教授らノーベル医学生理学賞受賞者4人が8日、医療従事者への支援やPCR検査の拡充などを政府に求める声明を発表した。本庶、山中両氏のほか大隅良典、大村智の両氏も名を連ねた。声明ではワクチンや治療薬にも触れ、国の審査や承認は透明性などを担保しつつ迅速に行うとともに、開発の基盤となる生命科学や産学連携への支援を強化するよう要望した。