立憲民主党・枝野幸男 何をしようとするのかまったく見えず 「国民の信」が得られなければ党首交代は必至
立憲民主党の枝野幸男代表は昨年、国民民主党の大部分との合流を果たし、一強の自民党に対抗する「大きな塊」をつくるという目標は一応達成した。だが、新党結成後もいっこうに「国民の期待」が集まらない。合流新党が何をしようとする政党か、まったく見えないからである。枝野氏は結党後初めての国会論戦となった、昨年秋の臨時国会の代表質問で、「社会保障や雇用の予算充実」「所得税免除」「消費税の減免」「公共サービスの充実」などを訴えた。