失言王・森会長続投なら五輪スポンサー「撤退ドミノ」の可能性…企業は不買&解約運動を危惧
〝世界の失言王〟の舌禍騒動に最悪の事態が迫っている。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言について、国際オリンピック委員会(IOC)は9日に「完全に不適切だ」との声明を発表。一度は収束宣言を出しておきながら、批判の世界的な広がりを受けて〝方針転換〟を余儀なくされた。国内でもボランティアの辞退者が相次ぐ中、大会を支えるスポンサー企業は大規模な不買運動や解約などを危惧しており、「撤退ドミノ」が起きる可能性も出てきた。