【秋元司被告】収賄と買収、全面否認へ 29日に初公判―IR汚職・東京地裁
カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐり、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)罪に問われた衆院議員秋元司被告(49)らの初公判が29日、東京地裁で開かれる。これまで起訴された贈賄側や証人買収の協力者は全員有罪が確定したが、秋元被告側は起訴内容を全面的に否認し、無罪を主張する方針だ。秋元被告は、IR事業をめぐり中国企業「500ドットコム」などから利益供与を受けたとされる収賄事件と、保釈中に支援者らを介して贈賄側に偽証を持ち掛けたとされる証人買収事件で起訴された。