【統計不正】統計書き換え「20年1月から改善」 検査院の指摘受け 首相が説明
国の基幹統計である「建設工事受注動態統計」の集計データを国土交通省が無断で書き換えていた問題で、岸田文雄首相は15日午前の衆院予算委員会で、会計検査院からの指摘を受け、2020年1月から数字の修正、改善をしたとの報告を受けていると説明した。立憲民主党の階猛氏の質問に答えた。階氏は「予算の信頼性にも関わってくる」と追及したが、首相は「20年1月に改善した」ことを理由に20年度、21年度の「GDP(国内総生産)の統計には直接影響はない」と主張。