健康保険証廃止へ、マイナ法案が審議入り 高齢者施設の6割「反対」
現行の健康保険証の廃止などを盛り込んだマイナンバー法など関連法改正案が14日、衆院本会議で審議入りした。政府はマイナンバーカードの利用拡大に向けてマイナ保険証への一本化をめざすが、2024年秋の保険証廃止に対しては懸念の声が高まっている。野党からは法案の見直しを求める指摘が相次いだ。この日の衆院本会議で、立憲民主党は「今回の改正は強引に過ぎ、(制度への)不信感をさらに強めることにならないか」(坂本祐之輔氏)と慎重な議論を求めた。