防衛白書 防衛力の抜本的強化へ「反撃能力」必要性を強調
2023年7月28日 11時38分
ことしの防衛白書は、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中、防衛力の抜本的強化を行っていくとした上で、初めて保有することを決めた、相手のミサイル発射基地などを攻撃できる「反撃能力」の必要性を強調しています。防衛白書は、28日の閣議で報告されました。この中で中国については、無人機の活動が活発化していることや、ロシア軍との共同での活動がたび重なっているなどとして、日本と国際社会にとって安全保障上の深刻な懸念事項だとしています。