【労働】<月210時間超残業> 新興プランテック(横浜市磯子区)で男性社員(当時24)が過労自殺 2270万円賠償命令…東京地裁
労働者の残業に関して結ぶ労使間協定が長時間労働を招いたとして、過労自殺した男性(当時24歳)の遺族が会社と国、労働組合を相手に損害賠償を求めていた裁判の判決で、東京地裁(小野洋一裁判長)は20日、会社に安全配慮義務違反があったとして2270万円の支払いを命じた。焦点だった国と労組への請求は棄却した。判決などによると、男性は石油プラント建設「新興プランテック」(横浜市)に勤務。