【餃子】大阪王将、商品戦略の失敗を反省「値段の高い餃子を売ろうとしても、大阪王将というブランドがそれを望んでいなかった」
「あの失敗から改めて学んだこと。それは、我々の顧客は誰なのかということだ」――。こう語るのは、中華料理チェーン「大阪王将」やラーメン専門店「よってこや」などを運営するイートアンドの文野直樹社長である。同社は2011年に株式上場以来、売り上げは右肩上がりの成長曲線を描いてきた。ところが、営業利益は2015年3月期に前年比70.2%減となる2億8300万円に大きく落ち込んだ。