【食品】ウナギ高騰、専門店は値上げ サンマ、アナゴで代替も
30日の「土用の丑(うし)の日」を前に、秋田市内の小売店でもウナギ商戦が活発化している。主役のウナギは稚魚の減少などで取引価格の高騰が続いており、値上げに踏み切る専門店がある一方、サンマのかば焼きなど代替品を取りそろえて需要を掘り起こそうとする店舗もみられる。秋田市大町の「うなぎ横田屋」では、仕入れ値が昨年に比べ1キロ当たり千円ほど上昇し、今月1日から看板メニューの「うな重」に加え、だし巻き卵でウナギを包んだ「う巻玉子」など一品料理の値上げに踏み切った。